アパートオーナーにとって蜂の巣の駆除は必須

アパートやマンションは一戸建てとは異なり建物が多きため、蜂の巣がなかなか見つけられないという特徴があります。蜂は巣をどこにでも作る性質がありますので困っている人もたくさんいます。また蜂の巣があると蜂が飛び回り居住者が刺されてしまう可能性がありますので、早めに駆除する必要があります。

マンションでの蜂の巣の駆除

マンションはオートロックの場合が多く、エントランスなどは外と隔離されていますので、中に蜂の巣が作られる心配はあまりありません。しかし、廊下などは壁がなく吹きさらしのケースが多いため、蜂の巣ができてしまう可能性があります。このため、廊下は定期的に見回りをして点検を行う必要があります。

賃貸物件の蜂の巣の駆除

特に賃貸物件では注意が必要です。オーナーは居住者が蜂に刺されてけがをしないように常に点検する必要があります。多くのオーナーは自分で管理するのではなく、管理会社に任せていると思いますが、管理会社も万全ではないので定期的にオーナーさんは自分の物件を見回って点検する必要があると思います。

蜂の巣の駆除で大家がすべきこと

では大家さんはどのように対策をすれば良いか考えてみます。まず蜂の巣を造らせないためには、忌避剤や殺虫剤を散布するという方法がありますがアパートやマンションは大きいのでこれはあまり一般的とは言えません。そこで蜂の巣が作られたときに、小さいうちに駆除するというのが最も効果的だと言えます。スズメバチは5月の中頃から巣を作り始め、巣はどんどん大きくなっていきます。そして6月になると繁殖時期に入りますが、これは10月まで続きます。この6~10月の間、蜂は大変攻撃的になりますので刺される可能性が高まります。一方、6月頃まではスズメバチでも比較的攻撃性は高くないので、この時期に駆除することは大変重要です。駆除の方法ですが、巣が小さい間は殺虫剤を使って自分で駆除しても問題ありません。しかし、大きくなってしまうと大変危険ですので、業者に依頼する必要が出てきます。また、蜂は昼間活発に活動するため攻撃性が高くなります。このため駆除は日没前後から朝8時頃までに行うのがおすすめです。

まとめ

以上、アパートやマンションの蜂の巣に作らせない方法や、もしできてしまった場合の駆除の方法などについてまとめてみました。特にもし蜂の菅できてしまった場合はほったらかしにせず、すぐに業者などに相談して早めの駆除が重要です。また大きくなってしまったらくれぐれも自分で処理しようとしないことも重要です。