近所や隣の家で蜂の巣を見つけた場合の駆除対策

なんだか最近近所でよく蜂を見かけるなと感じたとき、近くに巣があるのではと不安に思うことがあるかと思います。万が一自宅に巣があった場合にはすぐに対処することができますが、それが近所の公園や隣の家などだった場合には自分で動いてよいのかと迷ってしまうこともあるでしょう。近所に蜂の巣ができているのに気づいた際には、どこにできたかによって対応が異なります。

隣の家にできていた場合

まずおそらく最も困ってしまうパターンに、隣の家で蜂の巣を発見してしまった場合があります。このようなときにはまず隣の家の家主に駆除の依頼をしましょう。巣が家の裏や死角となる軒下などにできていた場合、意外と隣の家の人は気が付いていないという場合も少なくありません。そのうち気がつくだろうと思わずに見つけ次第声をかけることが大切です。もし隣の家が空き家だった場合には、その家の管理者に連絡をすることになります。もし管理者や連絡先がわからない場合には自治体に相談すると、管理者への連絡や駆除など話が進むこともあるため覚えておくとよいでしょう。

公園やマンションのエントランスにできていた場合

では公園や道路などの公共の場や、マンションのエントランスなど共有部分で発見した場合にはどうすればよいのかというと、基本的には公共の場の場合は自治体へ、マンションの場合はマンションの管理者へ連絡することになります。これらの比較的多くの人の目に触れる場所というのは、たとえ見つけた人がいても誰かが連絡をするだろうと放置してしまいがちです。その「誰か」が現れなかった場合、巣はどんどん大きくなってますます危険な状態になってしまいます。刺されるなど被害が出る可能性もあるため、見つけ次第早急に連絡をするようにしましょう。

隣の家の人が駆除を渋ったら

隣の家に蜂の巣ができていることを伝えた際、自身に危害が及んでいないから、危険はなさそうだと判断されてしまうなど駆除をしてもらえない場合があります。そのような場合にはまず自治体へ相談してみるのがおすすめです。危険性が高いスズメバチの場合は自治体が連絡してくれたり駆除を行ってくれることもあります。しかしすべての自治体がそうではなく、自治体によっては住人から、つまり隣人からの連絡でなければ動けないとしている場合があったり、スズメバチ以外は専門業者に依頼するように促される場合もあるということは念頭に置いておく必要があるでしょう。

まとめ

近所や隣の家に蜂の巣ができているのを見つけてしまった場合、まずはその場所の管理者や自治体に相談してみることが大切です。被害が及ぶのは自分だからと管理者に無断で動いてしまうと、不法侵入などの罪に問われてしまう可能性があるため注意が必要です。声掛けなどできる限りの対処をして、トラブルを未然に防ぎましょう。